雑念の棚卸し

自分で自分をメンテナンスするための日々の記録です

陶芸について

陶芸を習っています

コロナ禍で思うように外出できなくなってから何か近場でできることないかなと探したところ、近所に素敵な陶芸教室を見つけて、もともと器好きでもあったことから習い始めました。

ちなみに「陶芸」と聞くと作務衣着て手拭いとかバンダナ被った髭づらの強面の無口なおじいさんが師匠でめちゃくちゃ恐くて…みたいな想像をされているかもしれませんが、私の通っている陶芸教室は先生は全員女性、美大を出たばかり20代の先生もいたりで、みなさん優しくておしゃれでキラキラしています。生徒さんも女性が圧倒的に多く(最近は男性もちらほら)、とにかく皆さん可愛らしい器やオブジェを自由に製作されているのです。

そんなオシャレな教室で陶芸をはじめて3年経ちますが、悲しいことに一向に上手くなりません…。それどころかまだろくろにも触らせてもらえません。もちろん「ろくろをやりたいです!」と強く言えばやらせてもらえるとは思うのですが、今の自分にできる気がしないのです。

そんなわけでまだ、玉づくりやひもづくりなど子供の粘土あそびの延長みたいなことをしています。

未だに思うような器は作れないのですが、自分で作った器は愛おしく、重かったり歪んでたり不恰好で使いにくいことこの上ない代物(買ったモノなら捨てようか迷うレベル)なのですが、使うのがとても楽しいです。また陶芸の工程、特に成形と削りが大好きで、ゾーン(?)に入ると時間を忘れて集中してしまいます。

しかしただの趣味とはいえそろそろ本気で上手くなりたいのですが、なかなか上達しない原因はひとつ、自分の作った作品の記録を残していないからではないかと思い当たりました。使った土、釉薬、先生に教わった小技や、なにか失敗したのならその原因などの記録の重要性に今さら気づきました。(先生ごめんなさい。)

先生にも必ずノートを取りなさいと言われていて最初の頃は教わったことなどを書いていたのですが、何度もやるうち手順を覚えてしまうと記録しなくなり…あれ?なんか同じ失敗してる?とか、この土と釉薬の組み合わせ前にもやったっけ?みたいなことがよくあり。

教室でもプロかと見紛うような素敵な作品を作っている生徒さんは、皆さん分厚い自分だけの陶芸ノートをもっていらっしゃいます…

作る工程、作った結果、次のアイデア、とにかく記録って大切です。

それらをノートに書くのも良いですが、写真で記録を残したいな思ったのも今回blog始めたきっかけのひとつです。

長々と書きましたが、今日は月に二回のお教室の日。暑かったのと素焼きが大量に溜まっていたので、いちにち釉薬がけをしました。

釉薬はものすごーく冷たいので、真冬はバケツに手を突っ込んで釉薬をかき混ぜるのが辛すぎてやりたくない作業なのです。なので冬は素焼きが溜まりがちです。(そんなやる気のない人は私だけかもしれません。)

おまけに私は最後の釉薬で失敗することが多く、あまり好きではない工程です(泣)

釉薬も、記録と実験と練習あるのみ!です。