雑念の棚卸し

自分で自分をメンテナンスするための日々の記録です

他人の気持ちは本当にわからない・・・

書くことをサボってしまいました

書きたいことがなかったわけではないのですが、色々と忙しく、半分仕事?いやほとんど仕事ですが毎日帰りが遅くて。また、私の仕事のうちではあるんですがチーム内でちょっとしたゴタゴタがあり、それで別のチームの私の友達に「最下層マネージャーの辛さ」を聞いてもらったりで、他のチームのゴタゴタを聞いて「それは酷い!」と一緒に怒ったりしながら焼き肉焼いたり。で帰ると疲れ切っていました。金曜も寝落ちでやっとのことで週末です・・・

 

kurinodesi.hatenablog.jp

 

当然ですが、他人の気持ちはわからないものだと痛感

そのちょっとしたゴタゴタは、私が軽い気持ちで新しい仕事をやりたいと言いだしたことが発端でした。

隣のチームで休職する人が出て人手が足りないという話を聞いて、私がその隣のチームの仕事を手伝いたい!と言ってしまったのです。また良い子を演じてると思われるかもしれませんがそうではなく、実は隣のチームの仕事は私のチームの仕事の一部であり(少し専門的な知識が必要なため専属部署に集約している)私も本当はその内容について理解しておくべきだなと常々感じていたのと、昨年から続いたバタバタでずっとアウトプットが続いていて自分の中が空っぽになったような、何か新しいことを学んでインプットしたい気持ちがあったからでした。

当然困っていた私の上司(男性)は大喜び(私の上司は隣のチームの上司でもある)トントン拍子に話が進んで隣のチームのマネージャーも呼ばれて、どうする?いつからどの会社担当する?と盛り上がっていったのですが、隣のチームで担当がいなくて困っている業務はとても負荷が高く、今の業務を抱えながら私一人でやるのは大変だとのこと。早速私の上司はではもう一人私のチームから人を出して私とその人の二人で担当すればいいよ!と簡単に言う。なぜなら私のチームの全員、本当は隣のチームの仕事ができてもいいんだから!と。

で、もう一人誰がいいかなとなった時にSさん(女性)の名前が上がりました。

Sさんは以前から「もっと仕事が欲しいです、私まだまだできます」と訴えていたのですが、他のメンバーよりも残業も多く身体もあまり丈夫そうに見えないため(華奢でよく具合悪いという理由で在宅する)今までアサインするのをセーブしていました。

ですが、私もSさんにそろそろ何か新しいことをやらせてあげたいと考えていたので、この業務は負荷的にもちょうど良さそうだし悪くないアサインかなと思っていました。

早速、私の上司、隣のチームのマネージャー、私の3人が集まっているところにSさんが呼ばれて、上司から「来月から隣のチームの仕事をくりのさんがやることになったんだけどちょっと一人では大変なのでSさんと二人で担当してほしいんだけど、どう?やれるよね?」と。

一瞬Sさんは「え?」という顔をして「えっと・・・何をやるのかよくわからないのと、どれくらいの時間がかかる業務なのかわからないので・・・」と言う。業務内容や工数を説明してもなんだかモゴモゴしていて即答しない。

私は、もっと喜ぶと思っていたのになんだかSさんの顔が暗いのに気づきましたが、流石に急に隣のチームの仕事を手伝うなんて想像もしていなかったから驚いただけかなと思って「私もやるから大丈夫だよ、一緒にやりましょう!」みたいなことを言ってしまい、彼女は最終的には「できるかわからないですが一旦受けます、やってみて大変だったらまた相談させてください」ということになりました。

その日はそれで終わったのですが、一日たった翌日の夜、残業しているとIさん(女性)から「ちょっといいですか?」と。Iさんの”ちょっといいですか”はものすごく長くなり大体は不平不満やとりとめのない愚痴なので苦手なのですが、Iさんの不平不満を聞くのも私の仕事のうちなので手を止めて話を聞きました。

そうしたら「実はSさんから、昨日急に隣のチームの仕事を手伝ってくれと言われ受けてしまったがあまり納得がいっていなくて悶々としています」という相談を受けたとのこと。以前仕事もっとやりたいと言ったのは事実だが最近また少し忙しいし、来月から一部担当も変わるのでどうなるか不安なのにその上新しい仕事って言われても・・・しかも隣のチームの仕事なのになぜうちのチームに、しかも自分にアサインされたのかがわからない、と言っていたのだそうです。lさんは嫌なら嫌と言ったほうがいいよとアドバイスしたらしいのですが「もう受けてしまったので大丈夫です」とあんまり大丈夫じゃなさそうな顔をしていたそうです。Iさんも「お節介かと思ったんですが心配なので・・」と私に教えてくれました。

私はそれを聞いて激しく反省しました。SさんはIさんには言えて私には言えなかったんだなあとマネージャー失格だと思ったし、あの時あんまり喜んでなさそうなことは気付いたものの深く考えず気に留めなかった自分に、これじゃあ能天気な私の上司と同じじゃないかと。やはり一対一でじっくり話してからアサインすべきだったなと思いました。lさんの「そんなの断りなよ!」にSさんは「私よりも忙しそうなくりのさんがやると言っているのにあの場では断れないです」と言っていたそうです。そうか、上司3人に囲まれて迫られたら嫌って言えないのか・・・ですよね。私は立場上、あまりチームの中では愚痴や不満をいわずネガティブな姿勢を見せないようにあえて一人奮闘しているのですが(心の中は辛いとか不満とかの思いが一杯ですがそれは友達にしか言わないよう努めている)それが逆に周りを追い詰めていたりするのだろうか・・・とも思いました。

Iさんにはネガティブ系女子なのでこうした不満を他の女子から聞き出す力みたいなのがあり、今回は心からIさんに「教えてもらえて本当によかったです、ありがとうございます」とお礼を言って、とりあえず上司に簡単にIさんから聞いた話を伝え明日Sさんともう一度話すので昨日の話は一旦保留でとメッセしてから帰りました。

二転三転して結局

翌日朝っぱらから私のメッセを見た上司が「もういいよ、そんな面倒くさいこと言うなら担当変えれば!」と言い出すので「またそんな乱暴な、そういうことをいうから彼女も断れなかったんじゃないですか!彼女と話すので待ってください」とかやりとりしてたら、しばらくし「やっぱりSさんやるって言ってるよ、納得してるんじゃないの?」と。いや、Mさんの話では全然納得していないようでしたよ、というと、Sさん本人から上司宛に夜中に長文メールが来ていたのを今見たらしく、それをコピペで共有されました。

「Iさんに話したことが伝わったかと思いますがその話は正確ではない、新しい仕事をやりたくないわけではなく少し驚いただけで、できることならやりたいです、担当変えられるのであれば従いますが、誤った内容の話が伝わるのは本意ではないのでご連絡しました」との内容でした・・・

IさんがSさんに「心配だったのでくりのさんに伝えました」と昨日のうちにメッセしたのを夜に見て、先回りして私の上司にメールしたようです。

Sさんは私とは話したくないのか、はぁ・・・まぁ最終的に決めるのは私の上司なので上司に直訴してくれていいのですが、なんだかなぁ、と流石に私も面倒くさくなりました。

Iさんが私に伝えたSさんの発言は嘘ではないと思います。だからそんなつもりじゃなかったとSさんが言っても、その時モヤモヤした気持ちや納得いかないと感じた気持ちは本心だろうし、ただ一度自分が受けたからには最後まで引き受ける、大人の対応することを一日考えて決めただけなんだと思います。

こんな事態も、事前にこの仕事をうちのチームで受けることになった背景や、彼女の今の仕事の状況を聞くために5分の会話をしていれば、彼女もすんなり受けてくれたかもしくは忙しくて余裕がないと正直に言ってくれたかもしれず、その5分の時間を取らなかったのでここまで面倒くさい話になってしまったのでした。

ああ、全ては最下層マネージャーの私がチームのみんなと毎日話す時間がないほど忙しいせいですよ、すいませんねぇ、と思いながらも本音は「やりたいのかやりたくないのかどっちやねん!めんどくさっ!」でした。

翌朝、Sさんには席で「ごめんねぇ、私のやりたがりに巻き込んでしまって」と謝っておいて、Sさんも「いえいえ、こちらこそすみません、本当に大丈夫ですので。」みたいな大人の会話をしただけで何事もなかったかのようになってますが、今度はこっちがモヤモヤしています。

しかし会話って本当に大切です。

ただ必要なことを会話するいうだけでなく、どちらかというと、本心を言える信頼関係を築くために普段から会話しておく、ということなんだなぁと痛感しました。